認知症と主な種類について

こんにちは!小宮生也です。

認知症には原因となる病気があります。

脳に起こる病気、身体に起こる病気からなるものとあります。

脳に起こる病気の場合は、脳の損傷部分により、認知症によって引き起こされる行動が違ってきます。

そのため、どの病気からきている認知症かを知ることで介護の工夫をし、適切な対応をすることができます。

では、主な認知症の種類について小宮生也と一緒にみていきましょう。

高齢者で多いのはアルツハイマー病と脳血管障害

脳みそ
「脳血管性認知症」

脳の血管がつまったり、出血をすることで脳細胞の損傷を起こして認知症にかかります。

脳梗塞、脳出血、と病名がはっきりしており、原因がはっきりわかっています。

治療法が進歩しています。

また、脳血管性の病気にならぬよう、食生活を見直す等、生活習慣病への意識が高まりつつあります。

そのため、脳血管障害を防ぐことができれば脳血管性認知症は防ぐことができます。

「アルツハイマー型認知症」

脳の中の神経細胞が少しずつ減っていく病気です。

老化により神経細胞は減っていきますが、アルツハイマーになるとその減りがとても早いのです。

そのため、自覚症状は少なく、進行していくのが特徴だと小宮生也は考えます。

一番の特徴は記憶障害、物忘れから始まりますが、出来事自体の全体がすっぽり抜け落ちてしまう物忘れとなります。

脳神経細胞の疾患

アルツハイマー病以外にも脳神経細胞の疾患があります。

・レビー小体病

レビー小体とは、神経細胞内にたまる円形をした蛋白の塊と言われています。

もともとパーキンソン病の方の脳幹部にこのレビー小体が発見されていました。

大脳皮質にも広く沈着していることがわかり、それをレビー小体による認知症と呼ぶようになりました。

それまではパーキンソン病に紛れていた認知症と言えます。

・前頭側頭型認知症(ピック病)

前頭葉や側頭葉に脳の萎縮が起きていると診断された場合、この名前がつきます。

この病気は高齢者にはまれで、発症は40歳代~60歳代なのです。

物忘れがめだつわけでもなく、突然、奇妙な行動異常が起こります。

万引きしたり、ご飯を食べている時に人のお皿からおかずをさっととって食べてしまう、同じ行動をくり返す(同じ道しか通らない、毎日同じ朝食、時間も一緒等)

のが特徴です。

万引きしても人のものをとっても悪びれた様子がありません。

【外傷性疾患】

・慢性硬膜下血腫

頭のぶつけた等の外傷により硬膜の内側にじわじわ出血し、2~3か月後には血腫となる状態です。

血腫が脳神経を圧迫することで認知症の症状がでます。

いつのまにか物忘れがひどくなったり、歩けなくなったり、失禁したりします。

ただ、画像で判断できるし、血腫を取り除けば症状はおさまるため、「治る認知症」と言われています。

【その他の病気】

腫瘍性疾患:脳腫瘍、がんの脳転移

感染性疾患:エイズ脳炎、フロイツフェルトヤコブ病

代謝や内分泌疾患:甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症、肝不全、腎不全

例えば、胃がんで胃を全部、摘出した場合、腸が胃の代わりをして働きます。

消化の良い物を食べる、たくさん一度に食べない等の身体的な工夫が必要となりますが、じつは「ビタミン不足」を引き起こします。

この状態が脳障害を起こすことがあり、記憶障害を引き起こします。

また、アンモニア血症のような肝臓が悪化している場合に起きる病気からも認知症のような症状がでることがあります。

感情のムラが多く、見当識障害(場所、日にち等がわからない)言葉がでにくい、言語障害も起こします。

中毒性疾患:アルコール中毒

【認知症に似た症状】

意識混濁:せん妄とも呼ばれます。

昏睡状態で意識を失う、その他、脱水でも起こります。

また、ひどくショックを受けた時もせん妄は起きます。

よくあるのが「災害時」です。

災害時は認知症の人にとっても健常者にとっても過酷な状況となります。

慣れない避難所での生活が始まると、栄養不足、脱水、運動不足とさまざまなことが一気に身に降りかかってきます。

当然、寝不足にもなります。

先行きのみえない不安、再び災害がくるのではないかという恐怖もあります。

このような状況の時にぼんやりしたり、夜、寝ないでごそごそ起き出したりするのは「せん妄」状態と言えるのです。

薬の副作用:睡眠薬や精神薬の過剰摂取によるぼんやりした状態も認知症のような症状を引き起こします。

【うつ病】

うつはこころの病気、感情の病です。

認知症は知能の障害です。

ただ、口数が少なくなったり、判断力が低下したり、とんちんかんなことを言いだす等で認知症にまちがえられることがあります。

小宮生也調べでは、認知症で覚えていない、できていたことができなくなったショック等でうつになる人もいます。

その場合は認知症+うつ状態なので、うつ状態を改善すると症状が少し収まります。

そのため、「認知症が治った」と間違えやすいのです。

【軽度認知症】(MCI)

高齢者に通常みられる物忘れと認知症による物忘れのちょうど間くらいをさします。

MCIから認知症に進行する人がいるため、認知症ハイリスク群とも呼ばれています。

認知症にはなっておらず、日常生活は支障なく送れています。

小宮生也的には、日頃から物忘れがあるな、と自覚していたり、年齢相応を越した物忘れがあるのが特徴だと思います。

脳のトレーニングや脳を使いながら運動を組み合わせる等、予防の取り組みが研究、開発され、実践されています。

まとめ

一口に認知症と言っても色々な病気から発症することが解りました。

脳の損傷部分、萎縮部分によって行動障害の種類が違ってきます。

そのため、介護方法が変わっています。

何の病気から認知症を発症しているのかを知ることが大切となります。

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